Vクラスはメルセデスベンツの3列シートのミニバン。Vクラスの人気車種から中古車相場など、メルセデスベンツのVクラスの人気のヒミツを紹介しています。
Vクラスはメルセデスベンツの3列シートミニバンです。現行のVクラスは、2代目にあたるビアノ(Viano)を経ての3代目となります。Vクラスという名称もV350から復活しました。トレンド、アンビエンテ、アンビエンテ・ロングの3モデルの展開で、エンジンはモデルチェンジ前のMクラスに搭載されていた3.7リッターのV型6気筒SOHCエンジン(231ps/35.2kgm)を搭載しています。7人乗り3列シートや対座シート、電動デュアルスライディングドアを装備して、初代のVクラスよりもプレミアムなミニバンを強調した装備になっています。
Vクラスのライバル車にあたるには、輸入車ではヴァナゴンやアストロ、日本車ではアルファード、エルグランド、エリシオンになりますが、Vクラスの一番のウリは、何と言っても日本車にはない洗練されたデザインになると思います。そして、2列目のキャプテンシートや3列目のシートは脱着可能になるなど、室内の広さとスペースアレンジの広さはVクラスならではの魅力です。もちろんベンツというブランドの高さも人気の秘密です。
現行のVクラスは、すでに3代目となっていますが、いまだに1998年〜2003年に生産されていた初代のVクラス(W638)となるV230、V280の人気が高く、中古車マーケットで人気車となっています。初代Vクラスはメルセデス・ベンツが欧州などで発売していた商用車「Vito」の乗用車バージョンとして発売されたFF式ミニバンで、いわゆるベンツのエンブレムだけを付けたOEMベンツでした。しかし、Vクラスはベンツ初のミニバンということもあり多くの人から注目を集め、W638の箱のようなボクシーなスタイルと、国産車では無かったようなコンセプトで設計されており、現在でも多くファンの心を掴んで離しません。
日本でのデビューは1998年にV230の販売が開始され、翌1999年にはV280がラインアップに加わりました。V280は2002年に生産中止となりましたが、その後はV230のみが販売されました。Vクラスが登場した当時、日本ではRV車が大ブームで、大人6人がユッタリ座れ、荷物もタップリ積めるメルセデス・ベンツのミニバンは大ヒットとなりました。
Vクラスの中古車マーケットでは2代目にあたるビアノ(Viano)と3代目V350のタマ数は極端に少なく、ほとんどが初期型のV230とV280が占めています。なかでもV230が全体の約70%近くを占めています。ボディカラーはシルバーが全体の半数以上を占めています。初代Vクラスの新車時の価格が395〜520万円(生産期間:1998年6月〜2003年10月)に対して、現在の中古車相場は60〜330万円と年式や走行距離といった車両の程度によって価格の差が広くなっていますが、メルセデスベンツというブランドと、Vクラスの人気から中古車相場は比較的安定してるようです。ただし、V230はパワー不足が欠点と言われているためV280に人気が集まっています。とくに程度の良いディーラー車のV280の中古車相場は高騰しています。
また、初代Vクラスは故障が多いので、機関はマメにチェックしておくこともポイントです。輸入車となるとパーツ代、修理代が高く、ミッション交換になると数百万なんてことが実際に起きているようです。多少値段が高くても程度の良いVクラスを選んだ方が良いかもしれませんね。